口腔内スキャナーを導入しました

こんにちは。

今回は当院に導入した口腔内スキャナー「iTero」をご紹介します。

口腔内スキャナーとは、ペンのようなカメラで三次元の情報を読み取ることができるような装置で、近年歯科業界に参入しつつあります。

しかしまだまだ導入している歯科医院は少ないので、はじめて見る方も多いのではないでしょうか。

従来はやわらかい材料で「かたどり」ということを行ってきました。

お口の中がいっぱいになってしまうので、苦手な方も多いでしょう。

口腔内スキャナーは光で読み取るだけですので、違和感はほとんどありません。かたどりで気持ち悪くなってしまう方にもおすすめです。

従来のかたどりはそのあと石膏を注ぎ、模型にするのですが、その過程で少し収縮膨張したりしてやや実際のものと変化してしまうことがあるんですね。そこは作る人の熟練度によってぴったりあうものができることもあるのですが、難しいこともあります。

口腔内スキャナーはスキャンしてそのまま作るところに送るので、寸法変化がございません。歯を作るひとが実際のお口の状態をそのまま見れるので、よりぴったりした歯が出来上がるんですね。

技術の進歩に驚かされます。

おじまデンタルクリニック虎ノ門

戸川

セルフケアグッズ

みなさんはご自宅でどのくらい歯のケアをしていますか?

歯科医院で行うプロケアと自宅で行うセルフケアの割合は、プロケア2割・セルフケア8割と言われています。

定期的な受診も大事ですが、ご自宅でのみなさんのケアがとても重要なのです。

そこで、本日はセルフケアグッズについて紹介していきます。

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ドラッグストアなどで大量に陳列された歯ブラシからご自身にあった歯ブラシを見つけるのはなかなか難しいですよね。

選ぶポイントも

・毛の材質(ナイロン、ポリエステル、動物毛 等)

・毛の硬さ(やわらかめ、ふつう、かため 等)

・ヘッドの大きさ(コンパクトヘッド、ワイドヘッド 等)

・歯ブラシの形状(山切りカット、2列植毛 等)

などとたくさんあって私でも悩みます。全てを考えて選ぶのは難しいと思うので、本日は意外と知られていない材質についてお話させて頂きます☆

《ナイロン毛》

一番メジャーといわれるものです。

丈夫で切れにくいというメリットから販売されているものの95パーセントの歯ブラシがナイロン製と言われています。ナイロン歯ブラシは吸水性が低く、細菌繁殖しにくいと言われています。

《ポリエステル毛》

歯科専売品に多く取り扱われている材質です。

ナイロン以上に吸水性がほとんどなく速乾性もあるため、衛生面ではナイロンよりもポリエステルの方が優っていると言えます。また、ポリエステルは柔らかく・コシがあり、耐久性にも優れていて同じ磨きかたをしてもナイロンに比べると4倍近くも耐久性が良いといわれています

《自然毛》

動物の天然の毛の歯ブラシは、非常にソフトな感触でできています。

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人工毛よりも柔らかい毛質であり、毛先全体が使うことに摩耗し丸くなっていくので歯茎を傷つけることが少ないでしょう。また、復元力があるのでナイロンに比べると毛の広がりも少ない傾向があります。ただメリットだけではなく、自然毛なので吸水性があり、ほかの材質に比べると歯ブラシの乾く速度が遅い特徴があります。渇きが遅いと雑菌が繁殖しやすい傾向にあるので、使用した後はなるべく風通しのいいところ等で管理ができるといいかと思います

このように歯ブラシには同じ見た目をしていても、これだけの特徴があります。

次回もセルフケアグッズについて紹介していきます!!!!!

歯科助手;有田

歯に関して、興味深いアンケートを見つけました!

少し前の記事になりますが、ビジネス雑誌プレジデントで

50代~70代の方1000人に人生を振り返り『 健康 』に関して

どんな後悔をしていますか?という興味深いアンケートです。

3位 日頃からよく歩けばよかった、

2位 スポーツなどで日頃から鍛えておけばよかった、

1位 歯の定期検診を受けておけばよかった、

という結果でした。

アンケート対象世代ではこのような後悔をされているようです。

若い時はなかなか実感として思うことのない『 口の中 』の

トラブルが、放置していることによって知らず知らずのうちに

虫歯や歯周病が進行していて、気付いた時にはすでに慢性化して

重度の状態だったり、歯を抜かないとならないとか、治療にも時間

がかかる状態だったとか、、。

虫歯や歯周病の初期はほとんど痛みもなく進行していきます、

なかなか自分では気づかないことがほとんどです。

何もトラブルなく『 噛む 』という事がどんなに大切なこと

なのかとじみじみと実感される方が多くなる年代なのでしょうか?

アンケートの理由として

1 歯を失うことで食事の楽しみが半減すること、

2 歯の治療、また歯を失ったところに補う治療費用面、

3 口元の見た目 などあげられていました。

50代ごろから日頃ため込んできた歯の小さなトラブルが

急に深刻になりだして歯医者に行かれる方が多いという事で

しょうか?

クオリティ・オブ・ライフという言葉があります。直訳すると

『 人生の質 』、『 質の良い人生 』ということですが、

歯もクオリティ・オブ・ライフの向上のためにはとても重要で

食べ物をなんでも自由に噛んで食べることが全身の健康に

つながります。

そのためには歯のメインテナンスがとても大切なんですね。

毎日歯を磨くことも大切なのですが、自分で磨いていると思って

いても磨ききれないところが多くあり、磨き残しとなって溜まって

いきます。これがトラブルの原因です。

自分で落としきれない汚れはプロによるクリーニングが必要です。

健康管理の一環として歯の定期検診、クリーニングを是非受けて

いただきたいと思います。

定期検診では自分で気づかない虫歯や歯周病を早期発見できます。

簡単な処置で改善できることがほとんどです。

健康な『 歯 』を維持するために検診、クリーニングを

しましょう。

歯科衛生士 松田

誤嚥

食べ物や飲み物を飲み込むことを「嚥下(えんげ)」といいます。嚥下は成長と共に身についた行為なので、普段は、ものを食べたり飲んだり唾液を飲み込んだりする時、特に意識することは、あまりないと思います。しかし、高齢者になると、食べ物や飲み物を誤って気管に入れてしまい、むせることがしばしば起こるようになります。このような現象を嚥下(えんげ)障害といいます。
喉は、食道と気管が交差しており、食べ物が口の中にない時、喉は気管と交通して呼吸をしています。食べ物などが喉を通過する瞬間(0.5~0.8秒)は、声門や喉頭蓋(こうとうがい)というフタが気管をふさぎ、食べ物や飲み物を食道に送り込んでいます。それによって、食道に流れるべき食べものや唾液などが、誤って気管に入り込むのを(誤嚥(ごえん))防いでいます。

飲食物が口の中に入った時

高齢になるとのどの奥の感覚が徐々に鈍くなってくるため、誤嚥しやすくなります.さらに問題なのは、感覚が鈍っていたり、脳の機能が落ちていて、「むせる」ことができない場合で、このようにしておこる誤嚥を「不顕性(むせない)誤嚥」と呼んでいます。この場合は食べ物だけでなく、本来なら無意識に飲み込めている唾液も誤嚥するため、口の中にいる細菌によって肺炎をおこしてきます。口腔内を清潔に保つ、口腔ケアが重要になります。特に注意しなければならないのは、肺炎やインフルエンザにかかった後のお年寄りです。こういった感染症がお年寄りの体に与えるダメージは非常に大きく、それは外からは見えない感覚や脳の機能にも及んでいます。それが入院中だけでなく、家庭でも起こることを注意喚起しています。「むせ」が無くても、肺炎を繰り返すお年寄りの場合は、不顕性誤嚥の可能性がありますので、専門の医療機関に相談しましょう。

歯科衛生士:新戸

最近読んだ本より…

 このブログをご覧になられた方こんにちは。おじまデンタルクリニック歯科衛生士下山です。この度はわたしが最近よんだ本からご紹介しようと思ます。

 先日、順天堂大学小林弘幸先生の「整える習慣」を読みました。「自律神経を整えることでいつもベストコンディションでいられるようにしましょう」そのためにするとよい事柄について書かれた本です。

 その中の一つに「水を飲む」という項目があります。私も普段から水をよく飲むようにしていますが、改めて日常生活において意識しするようになりました。

 そこで今回は私の押しミネラルウォーターベスト3をご紹介させていただきます。

 第3位 コントレックス 硬度約1500の超硬水。カルシウムやマグネシウムが豊富。ミネラル補給に。超硬水のため、少々くせはあります。

 第2位 キリン アルカリイオンの水 ㏗8~9の弱アルカリ性の水。いつも2ℓのペットボトルを持ち歩いて診療の合間に飲んでいます。

 第1位 サントリー天然水 皆さんご存知ですね。ゴクゴク飲みやすい、飲みやすさで一番お勧めします。

 ちなみに、私の旦那さんの住む熊本市は水道水が阿蘇の伏流水なのだそうです。

バクテリアセラピー

バクテリアセラピーという言葉をご存じでしょうか。

「バクテリアセラピー」(学術名: Bacterio-therapy)とは、体内菌のバランスを整えることで病気の治療や予防を行うという医療技術です。スウェーデンを中心に臨床実用化が進められ、日本でも歯科分野を中心に善玉菌を利用して体内に常在する菌の質やバランスを改善することで、疾病の予防や治療に役立てることをめざして、研究と臨床への応用がすすめられています。

ヒトの体には約500種500兆個以上、重さに換算すると約2kg にもなる膨大な量と種類の菌が生息しています。この菌はヒトに有益な「善玉菌」、病気やトラブルの原因になる「悪玉菌」、優勢な菌に合わせてどちらにもなる「日和見菌」の3種類に分類されます。そして、体内菌のバランスが悪玉菌に優位な状態になってしまうと、様々な病気を引き起こすことがわかっています。

バクテリアセラピーは、善玉菌を補給することで体内菌のバランスを整える医療技術。日本の病院の標準的な治療の妨げにならないだけでなく、その治療を促進し、また病気の再発を防ぐといったメリットもあります。

具体的なものとして、ヨーグルトなどでも有名なロイテリ菌があります。

ロイテリ菌は「細菌の指揮者」「スーパー乳酸菌」などと呼ばれることもある、特別な乳酸菌です。ヒトの体にとって有害な悪玉菌を感知した時だけロイテリン(3-hydroxypropionaldehyde®)という天然の抗菌物質を産生。ビフィズス菌などのヒトにとって有益な常在菌に対してはこのロイテリンを産生しないため、体内菌の多様性を維持しながらカラダの善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることができます。

お口の中に対しても、細菌叢を整えたりキシリトールと一緒に摂取することにより、虫歯の菌を減少させるという臨床データもあります。

何より、これらは薬剤でなないので耐性菌を作らず、アメリカの厚労省に属する機関である食品医薬品局(FDA)で、長年の食経験や科学的な治験を総合的に評価し、食品添加物としての使用にリスクがないと認められています。

これから時代の、体やお口の健康を整える方法としてとても良い考え方ではないかなと思っております。

今後も新しい研究データや商品の開発等、動向を追っていきたいと思っております。

歯科衛生士 高橋 恵

歯周病治療の成果

前回、歯周病と糖尿病の関係についてお話がありましたので、今回は治療に関する具体的な結果も含めてお話をさせて頂きたいと思います。

まず、糖尿病について簡単に復習です。
食事から炭水化物を摂取すると、消化されてブドウ糖として吸収されます。この時、血液中のブドウ糖の量(血糖値)が高くなり過ぎないようにインスリンが働いてコントロールしています。何らかの原因でインスリンが効かず高血糖の状態が続いてしまうことを糖尿病といいます。
糖尿病には1型と2型があり、皆さんが糖尿病と聞いてイメージするのは2型糖尿病にあたります。

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糖尿病の主な指標として、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値があり、基準値を超えてしまうと糖尿病の治療が必要になります。
血糖コントロール目標として
血糖正常化目指す際の目標:HbA1c 6.0%未満
合併症予防の為の目標:HbA1c 7.0%未満
治療強化が困難な際の目標:HbA1c 8.0%未満
と発表されていて(日本糖尿病学会より)、糖尿病の治療はこれらの範囲内に数値を収めることを目的としています。

これを踏まえたうえで、ここからが本題です。
糖尿病患者が歯周病治療を行うと、HbA1c が大体0.4%改善されるといわれています。(結果には個人差があります)
先日、私が担当させて頂いている方の中で
HbA1c が5カ月で2.9%(8.7%から5.8%)改善された方がいらっしゃいました。
歯周病治療を開始して約8カ月になりますが、初診時と比べると全体的に出血量が減りお口の中の環境はだいぶ改善されました。
勿論、食事療法や運動療法も並行して行っています。
何より、患者さんご自身が努力されている結果です。

歯周病はあらゆる病気と関わっているといわれていて、糖尿病はそれらを悪化させるといわれています。
健康的な体でいつまでも元気に過ごせるように、まずはお口の中をきれいに保っていきましょう!

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歯科衛生士 真下

歯周病と糖尿病との関係

前回に歯周病関連疾患について説明をさせていただきました。

歯周病の慢性化が

糖尿病

肺炎

心疾患

脳血管疾患

動脈硬化

早産など

全身疾患発症の原因になりうるということです。

今回はそのうちのひとつ糖尿病、

歯周病治療で糖尿病が改善されるしくみ

について説明をしたいと思います。

糖尿病とはインスリン作用不足によって生じる慢性高血糖を主徴とする疾患を言い

ます、さまざまな遺伝子的要因、環境要因が作用して発症します。

インスリンは食後に血糖値が上昇すると膵臓から分泌され、糖をエネルギーに変え

る働きををします血糖値を低下させるとても重要な役割、機能なんですね。

そのインスリン作用を阻害する悪玉物質について説明します。

歯周病菌は歯周病細菌の感染症です。

その菌は共通して内毒素 エンドトキシンと呼ばれる毒素を産生します、

この毒素は非常に強力で、歯周病が慢性化、重度になると歯肉は腫れて出血するよ

うになりますが、その歯肉の毛細血管から内毒素が体内に侵入するようになります

歯周病が慢性に進行している限り、常に内毒素エンドトキシンが体内に入り込む

状況が継続、維持されることになり内毒素が体内をめぐり続けます。

体内では白血球など身体を守る免疫システムを高度に活性化して生体を守ろうとす

る働きが続き、その結果、

悪玉物質を多量に産生するようになります

この産生される物質がインスリンの働きを阻害する悪玉物質になります。

この悪玉物質により血管内の血糖値が下がりづらい状態になることがわかってきて

います。インスリンの作用不足が生じるため、血糖管理が困難になり糖尿病になる

わけです。

この悪玉物質は高度肥満の内臓脂肪組織でも産生されることがわかっていますので

肥満で脂肪組織が成熟している方もインスリン作用不足に繋がり、同じく血糖管理

が困難になります。よって肥満の方も糖尿病につながりやすいことになります。

糖尿病の検査や病状評価に使用される指標としてヘモグロビンA1c 過去2カ月の

血糖状態を示す値がありますが、歯周病治療を行うことでこのヘモグロビンA1cが改善されると言われています。

歯周病菌を除去することで歯肉の炎症が治まると内毒素の体内侵入

がなくなります、

悪玉菌がなくなり、インスリンの働きが正常にもどり血糖値が改善

することにつながるわけです。

逆に糖尿病が原因で歯周病になりやすいこともわかっており相互関係に深く関係

していることは明らかです。

歯周病は静かに進行する病気、サイレントディジーズと言われています。

その由縁は重症化するまでほとんど自覚症状が出ない、静かに進行していく病気

だからです

健康は口からと言われます、 全身とのかかわりが重要視されている

口腔内管理!!

是非、みなさま! 一度お口の健康をチェックしていただきたいと思います。

誕生花(コスモス1)

歯科衛生士 松田

健康な歯

先日約2年振りにサーフィンをし予期せぬ波でバランスを崩した結果、人生で初めて骨折をした、歯科助手の有田 彩乃です(^-^; 骨ってこんなに脆いんだなと悲しくなりました。

歯も脆くなるのをご存じですか?

1、歯ぎしり、くいしばりの習癖がある。

2、酸蝕歯

3、自分で気づいていない虫歯

上記の症状がある方は要注意です!!

では、まず初めに歯ぎしり、くいしばりの習慣がある方です。

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歯ぎしり、くいしばりは夜間だけでなく日中もしている方が意外に多いんです。1日のうち上下の歯が接触していてもいい時間は約20分なんです。ぎゅっと噛みしめるだけでなく、カチカチと上下の歯を当てる人も歯の接触癖があることになります。

歯ぎしり、くいしばりをしてしまうと、自身の体重程の重さが歯にかかります。その力に耐えられなくなると、歯は欠けたり割れたりしやすくなり、歯がもろくなってしまうのです。

次に、 酸蝕歯 です。

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酸蝕歯は、酸の影響で歯の表面の硬いエナメル質の層が溶けてしまっている歯のことです。酸性の飲食物、例えば、炭酸ジュース、ビールやワインなどの酒類、お酢、柑橘系の果物、梅干し、などです。これを習慣的に摂取する方は酸蝕歯になり、歯がもろくなります。

最後に、 自分で気づいていない虫歯です。

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自分で気づかないうちに虫歯になり、その虫歯が大きくなると、歯がもろい原因になり、突然欠けてしまうことがあります。虫歯に気付かず、歯がもろくなり欠けてしまう前に定期健診を行い、レントゲンの撮影も行うと安心です。


みなさんは当てはまりましたか?何か気になることがあれば、どうぞお気軽にお越しください。知識と経験豊富な先生と衛生士さんがみなさんの大事な歯を守る手助けを致します。


マイナス1歳からの虫歯予防

『マイナス1歳からの虫歯予防』という言葉を聞いたことがありますか?

岡山大学の 仲井雪絵 先生(現在は 静岡県立大学短期大学部学生部 部長 )のキシリトールを用いた、虫歯予防の本の題名がおおもとではありますか、少し意訳とかいつまんだ説明になりますが、産まれる前からお子さんの虫歯予防をすることが出来るよ。と、いうことです。

 

産まれたてのお子さんのお口の中は無菌状態です。これが、多くは養育者からの細菌感染が原因でお口の中に細菌が入り定着してしまうことによって、菌叢が出来上がり、虫歯等につなっがていくのです。

 

この為、例えば妊産婦検診等で『お母さん、お父さんと赤ちゃんのスプーンを別にしましょう』などの説明をしてもらう事が、あると思います。ただ、これを完璧に徹底することが出来る家庭がどれだけあるでしょうか?

 

上記が出来る事に越したことはありません。しかし、かなり難しい。。。となったら、感染してしまう可能性のある菌をお子さんが産まれる前に、できるだけ良い菌にしてしまおう!!というのが『マイナス1歳からの虫歯予防』という考えです。

 

仲井先生の本では、キシリトールの摂取によっての虫歯の菌の善玉化をお話してくれていますし、あとは、歯科医院での検診や虫歯治療、歯周病治療も良い菌に変える事に有効だと考えます。

とっても読みやすい本です!!

自分の為だけでなく、大切なお子さん、お孫さんの為にもご自身のお口の中をしっかりと整えるという考えは、とても素敵ですよね。

歯科衛生士 髙橋 恵