世界で1番口臭がひどい日本人

マスク生活が続き、口腔ケアがおろそかになっていませんか?

日本は他国と比べて衛生的な国と言われているため、

日本人は「清潔できれい好き」というイメージがあるかもしれません。

しかし、多くの外国人が「日本人は口が臭い」と

感じているという衝撃的な事実があるのをご存知でしょうか。

在日外国人の72%が「日本人の口臭にがっかりした経験がある」と

解答しています。 (オーラルプロテクトコンソーシアム調べ)


どうやら、日本は「口臭大国」なのかもしれません。

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それはなぜでしょうか?

口臭の原因はいくつかありますが、そのうちの一つとして

「歯周病」があげられます。

30歳以上の日本人、約8割が歯周病であると言われていて、

歯周病による口内環境の悪化が、日本人の口臭の

原因に繋がっていると考えられます。

もう一度繰り返します。

マスク生活が続き、口腔ケアがおろそかになっていませんか?

人それぞれ口癖があるように、歯磨きの仕方にも癖があります。

歯科医院で定期的にクリーニングを行い、

歯周病と口臭を予防していきましょう。

何かお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

歯科衛生士 真下

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受け口

夏から秋に季節が変化しつつありますが、院内でのここ1番の変化といえば、なんと・・・受付に水槽がはいりました🐟🐠💖

数種類の可愛い魚ちゃんたちが皆さまのお越しをお出迎えしてくれてます✨

水族館が大好きな私は受付で暇さえあれば水槽を眺めてます(笑)

ある日いつものように魚を眺めていた私は発見しました!

みなさんご存じだったかもしれませんが、 反対咬合の魚ちゃんたちがいるんです😲反対咬合はイメージしやすくいうと、受け口の状態です👄❌

反対咬合の場合、かみ合わせが悪く顎に負担がかかったり、発音障害や見た目で特徴が出たりと心身ともに悪い影響が出てしまいます😥

皆様が笑顔で楽しくおしゃべりしながら美味しいお食事をするための手助けができればなと思いながら日々仕事を頑張っています🦷何かお困りのことがございましたら、お気軽にお話してみてくださいね💁‍♀️🌈

歯科助手:有田🐱

AED  自動体外式除細動器

本医院にAEDを設置いたしました。

AEDとは、心臓がけいれんし血流を流すポンプ機能を失った状態 (心室細動) に

なった心臓に対して電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器です

2004年より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、

病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、

公共施設、企業など、人が多く集まるところを中心に設置されています。

AED

AEDは操作方法を音声でガイドしてくれるため、電気ショックが必要な方にのみ

電気ショックを流す仕組みになっています。

心停止は心臓を動かす電気信号がいじょうになって起こるとされます。

心臓はその電気信号によって定期的に拍動し、血液を全身に送りだしていますが、

その信号がなんらかのきっかけで乱れ、心臓がけいれんしている状態。

けいれん状態の心臓は伸収縮できなくなるため、心臓から血液を送り出すことが

できなくなり、そのまま何もしないでいると時間の経過とともに生存率がどんどん

下がってしまいます。

そこでそうなる前に電気信号を整えてけいれんした心臓を正常な状態にもどす役目

を担うのがAEDなのです。

AEDを使う人のイラスト

心臓マッサージをしている人のイラスト

心肺蘇生の講習も本日朝一でスタッフで受けました。

救急車が到着するまでの間、現場でAEDをいち早い救命活動がじゅうようになり

ます。

心停止から1分経過するごとに7~10%生存率が低下していくそうです。

2分後で75%の生存率も、10分後には0%近くになってしまうそう。

できるだけ早く除細動を行うことが傷病者の生死を決めることにつながります。

万が一に備えてありますので、その万が一がありました時には是非声をかけて

ください。

歯科衛生士 松田

唾液のパワー

唾液の仕組み

唾液は口腔内にある「唾液腺」から分泌されており、成人の分泌量は1日あたり1.0~1. 5リットルほどです。また、病気やストレス、薬による影響など、さまざまな理由で唾液の分泌量は変化します。また、夜眠っている間は日中に比べて分泌量が抑えられるため、口内の細菌が繁殖するなど唾液のはたらきが低下します。

唾液の成分

アミラーゼ…でんぷんを分解する
ペルオキシターゼ…殺菌作用・発癌物質の減弱
リゾチーム…殺菌作用
ガスチン…味覚の働きを敏感にする(亜鉛と結合して作用する)
スタテチン…歯質を強化(カルシュウムと結合して作用する)
ラクトフェリン…細菌の発育抑制(鉄と結合して作用する)
アルブミン…口の中を滑らかにして乾燥を防ぐ
分泌性IgA…免疫抗体
上皮成長因子EGF…皮膚・歯・口腔粘膜、胃腸粘膜の増殖促進
神経成長因子NGF…神経の成長促進

唾液のはたらき

粘膜保護・潤滑作用
食べ物を包み込んで喉や食道などが傷つくのを防ぎます。粘膜を潤し損傷を防ぎます。
洗浄作用
唾液はお食事をしていない時にも分泌され、歯や舌の表面についた食べ物のカスや細菌などを洗い流します。とくに食事中の咀嚼行為によって活発に行われるはたらきです。
水分平衡作用
呼吸や会話で、口内は常に乾燥の危機にさらされます。乾燥すると細菌が繁殖しやすくなったり、感染や刺激を受けやすくなったりするため、ある程度の潤いが必要です。唾液の分泌は口内の水分量を調節する役割もあり、これを水分平衡と呼びます。
pH緩衝作用
唾液に含まれる炭酸・重炭酸・リン酸などの成分は、口内のpHバランスが酸性・アルカリ性のどちらかに傾かないよう、調節してくれます。食べ物がお口に入るとお口の中は酸性に傾き、その酸が歯の表面を溶かして虫歯の原因になります。唾液は酸を中和して虫歯の予防をしています。
抗菌作用
リゾチーム、ペルオキシダーゼ、免疫グロブリン、ラクトフェリンなどの抗菌物質が外部からの病原菌の侵入を抑え、お口の中の雑菌の繁殖を防ぎます。
消化作用
アミラーゼという消化酵素がご飯やパンなどのデンプンを麦芽糖へ分解し、腸で吸収しやすいかたちにします。
粘膜修復作用
上皮成長因子と神経成長因子が含まれる唾液は、組織修復による傷の治癒を促してくれます。「ケガをしたときにツバをつけておけば治る」という考えは、この組織修復のはたらきによるものです。
再石灰化作用
カルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンを含む唾液は、食事によって一時的な脱灰状態となった歯のエナメル質の再石灰化を促してくれます。正常な再石灰化が起こることで、脱灰状態の進行を防ぎ、虫歯リスクを軽減しています。
食塊形成作用
噛んで細かくなった食べ物を飲み込みやすくまとめます。唾液が少ないと飲み込みにくくむせなどを起こしやすくなります。
味を認識する
味は舌の上に置くだけではわからず、唾液の中に溶け出すことで認識されます。
発音しやすくする
唾液によってお口が適度に潤っているとお口が滑らかに動き、発音するのが楽になります。

上記のようなはたらきをはじめ、唾液中に含まれる成分が、口内や全身の健康をサポートしています。

唾液が減るとどんな影響がある?

ストレスなど、さまざまな理由で唾液の分泌量は減少します。そして十分な唾液の分泌がなければ、口内が乾燥するため、細菌が繁殖しやすくなります。
細菌が繁殖すれば口臭や虫歯リスクが高まる他、体内にも侵入しやすくなり、風邪など全身の病気につながりかねません。
⦁ 口腔運動の低下(麻痺や合わない入れ歯・義歯の使用など)
⦁ 刺激の減少(食べ物のにおいを嗅いだりする機会がない)
⦁ 脱水(発汗や嘔吐・下痢による体内の水分量低下)
⦁ 薬剤による副作用
⦁ 日常生活の癖(口を開きっぱなしにする)
⦁ 口内組織への強い刺激(刺激の強い歯磨き粉などの使用)
たとえば、上記のような原因で唾液の分泌は年齢問わず減少します。適切な口腔ケアはもちろん、唾液を分泌させるための必要な刺激や水分を意識して、正常な唾液の分泌を維持しましょう。

唾液を増やすためには

些細なことで唾液の分泌量は減りますが、ちょっとした注意で量を増やすこともできます。以下のように日常生活の中でできる工夫を意識して行うことで、唾液の分泌を正常化させましょう。
⦁ よく噛む(刺激で唾液の分泌を促す)
⦁ 水分補給(唾液に必要な水分を得る)
⦁ 口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する(口内乾燥を防ぐ)
⦁ お酒やたばこを控える(刺激を減らす)
⦁ 唾液腺マッサージ(唾液の分泌を促す)
⦁ 唾液の質を上げる(口内の乳酸菌を増やす)

唾液には、口内の傷や歯の脱灰を修復したり、あらゆる病原菌の侵入・感染を防いだりする重要な役割を担うための、多くの成分が含まれています。健康な体作りを目指すには、唾液の分泌量も意識することが重要です。

歯科衛生士;新戸美佐子