うがいしてますか?

気温も下がり空気も乾燥しているこの季節は、手洗いうがいがマスト!!

外国の方は「うがい」をしないそうです。外国の水道には微生物がたくさん含まれているので、その水で「うがい」をするとかえって菌が増殖してしまうらしいので外国ではしないそうです😅

そもそも「うがい」は漢字で「嗽」と書きます。意味は水や薬で口をすすぐことです。目的は口腔内を清潔にするためであり、口腔内の炎症を和らげるためだったようです。うがいの語源が面白く、「うがい」は「鵜飼い」からきているらしいんです🦆🐟鵜飼は、かがり火を焚いてアユなどの魚を近寄らせ、鵜に魚を水中で飲み込ませた後、引き上げて魚を吐かせます。口に水を含んで吐き出す姿が似ていることから呼ばれるようになったそうです。まさか鵜飼からきているとはおもいませんでした😳

歯科助手:有田😺

根尖病変という病気をご存知ですか?

歯の根に膿が溜まって違和感を生じる病気のことをいいます。

自覚症状があまりなく、久しぶりにレントゲン検査をした際に見つかる事が

ほとんどです。

なぜ起こるのかというと、

歯の中に細菌が入り込むと身体は細菌を殺そうとするため白血球が集中、炎症を

抑えようとします、その結果として膿が溜まり根の周りにある歯槽骨も溶けて

しまうのです。

放置すれば膿も増え、歯槽骨の破壊も進みます。歯槽骨がなくなると

歯を支えているものがなくなることになるので歯の維持に大きく関わる病気なのです。

自然治癒することはなく、放置していると歯を抜歯しないといけない場合もあります。

自分の歯を末長く健全に保つためには、

細菌に感染した神経を完全に取り除き、汚染物質を排除し消毒を行い、

再度細菌が入りこまないように徹底した根管治療が必要になります。

昔に神経を取られて根の治療をされている方も、

時間経過とともに再度細菌感染を起こしていることが多くあります。

歯茎腫れて白い膿の塊が見えていたり、歯茎を押すと痛かったり、

違和感などある方は一度診てもらう事をおすすめ致します。

根の治療に関してもとても大切なことがあります、

それは細菌感染を2度と起こさないように細菌を侵入させないような

繊細な治療がとても大切です。

定期的なレントゲン検査が大切ですね。

歯科衛生士 松田

かまぼこと歯型の関係性

年の瀬も近づき、ちょうど3週間後には2025年元旦ですね🎍歯科でも年末に向けて年内最後の型取りなどが近づいてくる時期になりました。今日はそんな歯型のお話

お正月の食卓に必ずと言っていいほど並ぶかまぼこ。日本各地の名産品にかまぼこがありますね。かまぼこは日本人の大好物の一つ。おいしいかまぼこは、スケソウダラのすり身をアルギン酸で固めたものです。

 ところで、歯医者さんで歯の型を採ってもらったことはありませんか?歯の型を採ることを「印象を採る」と言い、また型を採る材料を「印象材」と言います。現在歯科医療で最も使われているピンク色をした印象材は、かまぼこに使われているのと同じアルギン酸を主成分としています。型を採るときは、息がしにくいなどの不快感があるかもしれませんが、そんなときには「これはかまぼこと同じ材料か…」と思ってください。きっと少し楽になると思いますよ🐟そうして採った印象に、石こうを流し込んで模型を作ります。その模型を使って患者さんの歯を作りますが、現在の歯科医療の水準は十ミクロン(一ミリの百分の一)以下の精度を目標にしています。このように、歯科医療はこれまで、いかに精密なものを作るかをたえず追求してきました。歯型を採ってから1~2週間お時間を頂くのはその為で『え、明日明後日でできないの⁉』と思われがちですが精度のいいものを作るためのお時間だと思っていただけると幸いです🦷

 ところが、どんな精密な型を採ろうとしても、患者さんの歯に食べかすが残っていたり、歯肉がはれてすぐに出血するようでは、歯科医師の苦労は水の泡になり、正確な型が採れません。だから、治療中の歯や歯肉の衛生管理も非常に大切なことなのです。

歯科治療に先だって、歯磨きの指導をしたり、歯石を取ったりして、お口の中を清潔にするのはこのためです。

お正月にかまぼこを食べながら歯のことも思い出して頂けたらと思います😁

歯科助手 菅谷