インビザはじまります!!

マウスピースでの矯正というものの存在が、なんとなく周知されはじめているなと思っております。

マウスピース矯正でも、様々なメーカーのものがありますが、その中でも最もシェアが大きく、技術的にも世界規模で最も先進的なシステムがインビザラインと言われております。

この度、当医院でもこのインビザライン治療を導入致しました。

昨夜も、診療後インストラクト―の方にいらっしゃってもらい研修を行いました。

一般的なハリガネを使ったイメージの矯正と比較した際の、このインビザライン治療のメリットとしては、以下の事が挙げられます。

・審美的に優れている 見た目が良い

・取り外しができる

・お口の中を清潔に保つ事が出来る

・ライフスタイルへの影響が少ない

・違和感が一般の矯正治療に比べるとはるかに少ない

また、治療のゴールを視覚的に確認するツールも存在しており、現在の歯列がどのように変わるのか、ある程度のイメージですが事前にシュミレーションする事も可能です。

歯並びが変わる事でその方の人生まで変わる事がある。と、当法人の理事長も申しております。

お口にコンプレックスを抱えているかた、歯並びで日常生活に不具合を抱えているかたがいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談下さい。

歯科衛生士 高橋 恵

口は禍(わざわい)の門

こんにちは。日中、少しずつ暖かくなってきて、

気持ちも明るくなりますね。

楽しくお話をしていると、つい口を滑らせてしまった、

なんて経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?

そんな時、ことわざで『口は災いの元』といいますが、

口は健康に関わる、禍(わざわい)の入り口でもあります。

このブロブでも何度かお伝えしていますが、

お口の環境は体中の様々な病気と関連しています。

(日本歯科医師連盟より)

定期的に歯科検診に行ってお口の健康を守り、

自分の歯で美味しいものを食べて、楽しくお話をして

いつまでも元気に過ごしたいものですね。

何かお困りのことがありましたら、お気軽にお申し付けください。

お待ちしております。

歯科衛生士 真下

87600回、この数字?

87600回についてお話したいと思います。

この数字はいったい何を表しているのでしょうか?

これは80歳までに1日3回食事をしたと仮定した場合の食事回数

〈3回×365日×80歳>  87600回 です。

厚生労働省と日本歯科医師会が推奨している8020運動は80歳まで20本の歯

を残して充実した食生活で健康な人生を送りましょうという運動ですが、

1989年に制定されたもので時代背景に合わなくなっています。

厚生労働省によると2019年日本人の平均寿命は女性で87.5歳、男性で

81.41歳に5年以上も寿命が延びています。

医療技術の進歩、人々の健康意識の高まりもあり、人生100歳の時代になりつつ

あります。 そのことを踏まえますと100歳で20本の歯を維持する

10020運動に切り替えていく必要があるということです。

北欧や欧米に比べると日本の歯科予防はまだまだ低いのが現状です。

健康は歯から。。といわれるように、健康な歯を維持するためには

痛い時だけではなく、健康な歯を維持するために必要な予防歯科治療として

歯を大切にするための治療に、

歯医者に通う習慣をつけて、いつまでも美味しい食事ができ健康で充実した人生を

送っていただきたいと思っております。

歯に痛みや違和感を覚えてからでは遅い事がほとんどです、

細かく、わかりやすく、お口の中を確認致しますので

治療する、しないにかかわらず、

是非ご自身のお口の中の状況を把握されるためにいらしてください。

お待ちしております。         歯科衛生士 松田

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イルカは虫歯知らず?!

イルカはなんと虫歯になることがありません。

イルカの歯は魚を逃がさないようにすべての歯が鋭いフォークのように尖っていて、歯と歯の間は 上と下の歯がぶつからないような構造になっているので大きく隙間があいています。そして、 食べ物を噛まずに丸飲みしているので、食べかす等で歯が汚れないからです。

イルカの歯は食べ物をすり潰すためではなく、主に魚を捕るためや、自分の身を守るためにあります。イルカの歯には生え変わりもなく、一生同じ歯で過ごします。虫歯知らずで羨ましいですよね!!

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では、私達の歯はどうでしょう?

人の歯は乳歯から永久歯へ生え変わり、さらに生えてくる場所によって形が異なります。それぞれ 食べ物を噛み切る、かみ砕く、すりつぶすといった役割があります。そのため、どうしても歯と歯の間に食べ物が挟まりやすく、歯磨きをしないままほったらかしでいると、虫歯になり、更に放置をすると抜けていってしまいます。

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私達はしっかり噛むことで、筋力が高まり姿勢が安定するだけでなく、脳の血流が良くなるので集中力や判断力が上がります。噛む力が強い人ほど、俊敏さが高いという研究結果もでています。

このように人にとって歯は非常に重要な役割を果たしているので、虫歯にならないようきちんとケアを行い、正しい咬合で噛めると良いですね☆★☆

歯科助手:有田

手洗い♪ うがい♪ 歯みがき♪

毎年冬になると全国各地で流行するインフルエンザ
子供から高齢者まで幅広い世代で発症し、あっという間に拡散する強い感染力を持っています。気管支炎や肺炎を同時またはその後発症した場合、高齢者では重症化しやすく、これが命取りになることもあります。

みなさんはどのような方法でインフルエンザの予防をしていますか?

実はあまり知られていませんが効果的な予防法があるのです。
実はお口が汚いとインフルエンザにかかりやすいのです。
うがいも大事ですが『歯みがき』がもっと大事なのです。

一般的に風邪は『細菌』か『ウイルス』のどち かが原因で発症します。『細菌』と『ウイルス』では大きさがずいぶん違いますが、もっと違うのが感染のメカニズム。『細菌感染』の場合は粘膜に付着するだけで炎症を起こし、のどが痛んだり、熱が出たりします。一方『ウイルス感染』の場合は粘膜に付着しただけでは発症しません。細胞の中に入り込むことで発症するのです。そしてその時に重要な役目をしているのが『酵素』。インフルエンザウイルスの表面には『カギ』と『ハサミ』のような働きをする2種類の酵素があります。インフルエンザウイルスが喉などの粘膜にくっついた後、一方の酵素が『カギ』を差し込んで細胞膜をこじ開けることでウイルスが細胞内に入ります。そして細胞の中で仲間を増やし大増殖。するともう1つの『ハサミ』を持った酵素が隣の細胞へたくさんのウイルスを大放出。こうして感染が拡大していきます。そしてこの酵素を活発にしていく細菌があるのです。特に気を付けなければいけないのが歯周病菌なのです。細菌の中でも最強なのが口腔細菌界の魔王!『歯周病菌』。 歯周病菌が多いとさらに被害は拡大。歯周病菌がウイルスの酵素を活発化させるのです。そうするとウイルスが喉の細胞の中に入りやすくなってインフルエンザにかかってしまいます。しかも厄介なことにプラークに棲み付く歯周病菌は、抗生物質などの薬で撃退したり除去したりすることができず、人間の体の免疫細胞でも撃退できないのです。つまり口腔内の衛生状態が悪い人は、インフルエンザにかかりやすくなるのです。しかし、インフルエンザなどのウイルス性疾患も丁寧な口腔ケアによって感染リスクを減らせるといわれています。事実、インフルエンザが流行する冬季6か月間にわたり、在宅の高齢者で歯科衛生士による口腔ケアを受けた人はインフルエンザの発症率は1%だったのに比べ、受けていなかった人の発症率は9.8%と約10倍も違ったというのです。つまり、口腔ケアを受けた人は受けていない人に比べ発症率が89.8%低いというデーターがあります。(日本歯科医学会誌25号)

特に寝たきりの高齢者の方はインフルエンザの合併症である肺炎を防ぐためにもお口の中を清潔に保つことが重要です。
また、新型コロナウィルス感染症の原因であるSARS-CoV-2もインフルエンザウイルスと同じ付着様式であるため、適切な口腔ケアが有効とされています。
何よりも日ごろからお口の中を清潔にしていくことが一番大事です。そのためにはしっかりと歯を磨き、かかりつけの歯医者さんに行って磨き残しを取ってもらうことと正しい歯みがき指導を受けることです。
また、歯みがきする際に注意していただきたいのは、歯みがき時はどうしても、自分の唾液を触ったり、唾液の飛沫を飛ばしてしまいます。感染予防としては唾液に他の人が接触したり、飛沫を吸い込んだりしないよう注意する必要があります。例えば歯みがきをする時、口を閉じて磨くことが感染予防に有効とされています。また、歯みがきのタイミングを他の人とずらしたり、歯みがきをする場所の換気をよくするなど三蜜を避けることは予防効果があると思われます。また、家庭内でも使用していない時の家族の歯ブラシを接触させないなどの配慮も、家庭内感染を防ぐと思われます。

歯科衛生士  新戸 美佐子

 

70年使い続けるもの

皆さんの身の回りで『70年使い続けるもの』って、何か思いつきますか?

家電…?車…?

実は、永久歯がそれに該当します。

永久歯は10代前半で生え揃い、生涯に渡り70年以上毎日使われ続けます。

(日本人の平均寿命 男性 81.64歳 / 女性 87.74歳 厚生労働省より)

長い間使われる永久歯は、お口の中で細菌や飲食物による酸の影響や

歯ぎしり、食いしばりの力の影響など、とても過酷な環境に日々晒されています。

これらの要因から大切な歯を守るためには、歯科医院での定期的な

メインテナンスが必要になります。

いつまでも自分の歯で美味しく食事を楽しみたいものですね。

何かお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

歯科衛生士 真下

寒さとお口の関係

先日は都内でも5センチを超える積雪がありましたね。

虎ノ門もすっかり雪化粧でした。

そこで、寒さ厳しいこの時期お口の中で起こりうる困りごとを上げてみました。

① 食いしばり

寒さをぐっと我慢するとき、寒さに耐えれるよう体が熱を作るとき、上下の歯と歯がくっついていたりガチガチぶつかっているかもしれません。

食いしばりは歯が欠けたり、折れたり、顎の関節が痛くなったり、歯周病や虫歯がおこりやすくなったり、、、と実は大変怖いものです。

寒い日、歯が合わさってないかな?と意識してみて下さい。

② 口腔内乾燥

寒い晴れた朝、東京や太平洋側では空気が乾燥しています。

手やお顔、お肌も乾燥してきますが、必然的にお口の中も乾燥してきます。

お口の乾燥状態が続くと唾液がうまく潤滑していない為、虫歯や口臭のリスクが上がってきてしまいます。

こまめな水分補給やうがいキシリトールガムの摂取など工夫してみてください。

③ 知覚過敏

冬の寒い空気や、冷たいお水で普段は何でもない歯が、いつもよりしみてきてしまう事があるでしょう。それは知覚過敏の症状です。

しかし、もしかしたら、虫歯が隠れているかもしれません。

気になったら、早めに歯科医院を受診してくださいね。

まだまだ、寒い時期は続きそうですが、これを乗り越えたら楽しい何かがきっとまっているはずです!!

身体に気をつけて頑張りましょう。

お口のお困りごとがあれば、いつでもご連絡ください。

歯科衛生士  高橋 恵

オーラルフレイル

あけましておめでとうございます。

お正月で普段食べないものを食べる機会も多かったかと思います。

あれ?去年よりもしっかりもの噛めないな?と思ったこと、ありませんか?

近々よくテレビや雑誌などで良く耳にする「オーラルフレイル」ってご存知でしょうか。

フレイル【 frail 】というのはもろい、薄弱なという意味の形容詞で、オーラルフレイルとは口の中の昨日が以前より衰えてしまい活力が低下した状態を言います。

オーラルフレイルは病気ではなく、「状態」そのものを表現するための言葉です。

症状としては、食べこぼし、むせ、噛みにくい、口の中が乾く、滑舌が悪くなるなどが挙げられます。

最近ちょっとした「かたいものが食べにくい」とかちょっとしたことを放置しておくとオーラルフレイルの進行を早める事があります。

噛めない→柔らかいものを食べる→噛む機能が低下する→噛めない

という悪循環が始まってしまうとご飯を食べる機能の低下から栄養状態が悪くなり、全身機能の低下へとつながります。全身機能の低下は生きる活力が低下し、ますます栄養を取ろうとしなくなります。このらせんを描くように徐々に機能が低下してしまう状態を「オーラルフレイル」と呼んでいます。

オーラルフレイルは線引きが難しいがゆえに、発見も遅く、進行しすぎてしまった状態だと対処が難しくなってしまいます。

歯が欠けてそのままになってしまっていませんか?

歯がしっくりこなくて反対側でよくものを噛んでいませんか?

健康で文化的な老後を送るために、いま歯医者でできること、ありますよ。

おじまデンタルクリニック虎ノ門 戸川

セルフケアグッズ

今回もみなさまのお家でのケアが充実するようにセルフケアグッズの紹介をしていきます(^^)/

前回は歯ブラシの材質について触れましたが見て頂けましたか?

今回はデンタルフロスと歯間ブラシの違いについてお話していきます。どちらも歯の間を掃除するものですが、実は使用目的が事なるグッズで、得意・不得意があります。

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デンタルフロス

糸状なので、歯と歯の接点や狭い隙間などを掃除する事が出来ます。歯が重なってしまって歯ブラシや歯間ブラシが全く入らない部分でもしっかり掃除する事が出来ます。また、歯間ブラシと違って、ある程度歯周ポケットの中まで通して掃除をする事が出来るため、歯周病の予防にも効果があると言えます。ただ、持ち手がついたホルダータイプと、ご自身の指に巻きつけて使う糸巻きタイプの2種類があります。糸巻きタイプの方は扱いが少々難しいので、慣れるまでは、歯科医か歯科衛生士の指導を受けるのが良いと思います。また、細いので広い隙間を掃除する効果は歯間ブラシには敵いません。

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歯間ブラシ

歯と歯の隙間やブリッジの下の汚れをゴシゴシ掻き出す事が出来ます。ブラシ状になっているので、広い隙間を掃除するのに最も適しています。歯周病などで歯肉が下がってしまっている方の場合、歯の根が露出してしまっていたり、歯と歯の隙間が広くなってしまっていますので、歯間ブラシを使って通常の歯ブラシでは届かない隙間まで掃除をする必要があります。特に、歯の根の部分は、硬いエナメル質と違い虫歯に弱い部分なので、歯間ブラシを毎日通して頂くのが理想的です。注意点は、歯間ブラシにはサイズが数種類あり、隙間の大きさに合わせて使う必要があります。また、歯が重なっている狭い隙間やブリッジのダミー歯の下を通して掃除するには、ブラシが太くて入らない事があります。

歯間ケアをするときは、くれぐれも力の入れ過ぎに注意しましょう。
デンタルフロスも歯間ブラシも、その性質上、歯茎に直接触れることになるので、力を入れすぎてしまうと傷つけてしまい歯周病の原因になってしまいます。

また、正しく使っていても歯間ケアを始めて2週間は出血することがあります。
2週間以上出血が見られるときは、歯周病がかなり進行している可能性がありますので、その場合は、お気軽に相談して下さい。

歯科助手 有田

Bad Breath !!

人が不快と思う口臭、8割は口の中に原因が…。

マスク生活が続いている今、自分の吐く息に意識を向けてみませんか?

口臭の正体は揮発性硫黄化合物という一種の毒ガスです。

このガスはお口の中の細菌がタンパク質を分解する時に作られるガスで、主に3種類のガスからできています。

1.硫化水素 卵が腐ったようなニオイ

2.メチルメルカプタン 玉ねぎが腐ったようなニオイ

3.ジメチルサルフャイド 生ごみのようなニオイ

これらが混ざったようなニオイが口臭です。

口臭を抑えるためにはどうすればよいのか?

お口の中を清潔に保つことが第1です!

口腔内には多くの細菌が食事の度に増えて、、歯ブラシで落として、また増えてを

繰り返しています。 

自分なりにきれいに磨いていても、磨ききれていないところがあるかもしれませ

ん。

口臭があるなと思われる方、もしくは口臭が改善されないと思う方、

お口の中の細菌が増えていると思われます、気づかないうちに虫歯や歯周病が

進行しているかもしれません。そこには細菌が多く発生していることになるので、

根本的に治さないと口臭が続くことになります。

またご自身でも気づかれていないこともある口臭…一番こわいパターンですね。

慣れてしまってわかりずらいものです。

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マスク生活が続いている今、改めて自分の吐く息に意識を向けてみてください。

マスクを外した時自信をもってコミュニケーションがとれるように…。

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歯科衛生士 松田