あけましておめでとうございます。
お正月で普段食べないものを食べる機会も多かったかと思います。
あれ?去年よりもしっかりもの噛めないな?と思ったこと、ありませんか?
近々よくテレビや雑誌などで良く耳にする「オーラルフレイル」ってご存知でしょうか。
フレイル【 frail 】というのはもろい、薄弱なという意味の形容詞で、オーラルフレイルとは口の中の昨日が以前より衰えてしまい活力が低下した状態を言います。
オーラルフレイルは病気ではなく、「状態」そのものを表現するための言葉です。
症状としては、食べこぼし、むせ、噛みにくい、口の中が乾く、滑舌が悪くなるなどが挙げられます。
最近ちょっとした「かたいものが食べにくい」とかちょっとしたことを放置しておくとオーラルフレイルの進行を早める事があります。
噛めない→柔らかいものを食べる→噛む機能が低下する→噛めない
という悪循環が始まってしまうとご飯を食べる機能の低下から栄養状態が悪くなり、全身機能の低下へとつながります。全身機能の低下は生きる活力が低下し、ますます栄養を取ろうとしなくなります。このらせんを描くように徐々に機能が低下してしまう状態を「オーラルフレイル」と呼んでいます。
オーラルフレイルは線引きが難しいがゆえに、発見も遅く、進行しすぎてしまった状態だと対処が難しくなってしまいます。
歯が欠けてそのままになってしまっていませんか?
歯がしっくりこなくて反対側でよくものを噛んでいませんか?
健康で文化的な老後を送るために、いま歯医者でできること、ありますよ。
おじまデンタルクリニック虎ノ門 戸川