入れ歯の歴史

入れ歯っていつから使われていたかご存知ですか?

実は入れ歯は室町時代から使われていたそうです!

当時の入れ歯は非常に高価で高い身分💰の人しか作れず、江戸時代になって、一般人が入歯👄が作ってもらえるようになりました。
入れ歯は仏像作りの職人が作り始めたそうです。のちに、入れ歯専門に作る「入れ歯師」が登場し、需要は瞬く間に増えていきました。

ただし、医学的な知識は全くない。。。

装着感はどんな感じだったでしょうね😢😢😢


当時かなり需要があったそうです。ということは、それだけ歯を失う人は多かった。

現在ではデンタルIQも高くなり、歯を失うリスクは下がってきていますが、まだまだ日本人の口の中の意識は欧米に比べると低いようです。

歯を失わないようにメンテナンス習慣をつけていくようにしていきましょう。

1~3か月でメンテナンスを受けに来てくださいね。

歯科衛生士 井野口

うがいしてますか?

気温も下がり空気も乾燥しているこの季節は、手洗いうがいがマスト!!

外国の方は「うがい」をしないそうです。外国の水道には微生物がたくさん含まれているので、その水で「うがい」をするとかえって菌が増殖してしまうらしいので外国ではしないそうです😅

そもそも「うがい」は漢字で「嗽」と書きます。意味は水や薬で口をすすぐことです。目的は口腔内を清潔にするためであり、口腔内の炎症を和らげるためだったようです。うがいの語源が面白く、「うがい」は「鵜飼い」からきているらしいんです🦆🐟鵜飼は、かがり火を焚いてアユなどの魚を近寄らせ、鵜に魚を水中で飲み込ませた後、引き上げて魚を吐かせます。口に水を含んで吐き出す姿が似ていることから呼ばれるようになったそうです。まさか鵜飼からきているとはおもいませんでした😳

歯科助手:有田😺

根尖病変という病気をご存知ですか?

歯の根に膿が溜まって違和感を生じる病気のことをいいます。

自覚症状があまりなく、久しぶりにレントゲン検査をした際に見つかる事が

ほとんどです。

なぜ起こるのかというと、

歯の中に細菌が入り込むと身体は細菌を殺そうとするため白血球が集中、炎症を

抑えようとします、その結果として膿が溜まり根の周りにある歯槽骨も溶けて

しまうのです。

放置すれば膿も増え、歯槽骨の破壊も進みます。歯槽骨がなくなると

歯を支えているものがなくなることになるので歯の維持に大きく関わる病気なのです。

自然治癒することはなく、放置していると歯を抜歯しないといけない場合もあります。

自分の歯を末長く健全に保つためには、

細菌に感染した神経を完全に取り除き、汚染物質を排除し消毒を行い、

再度細菌が入りこまないように徹底した根管治療が必要になります。

昔に神経を取られて根の治療をされている方も、

時間経過とともに再度細菌感染を起こしていることが多くあります。

歯茎腫れて白い膿の塊が見えていたり、歯茎を押すと痛かったり、

違和感などある方は一度診てもらう事をおすすめ致します。

根の治療に関してもとても大切なことがあります、

それは細菌感染を2度と起こさないように細菌を侵入させないような

繊細な治療がとても大切です。

定期的なレントゲン検査が大切ですね。

歯科衛生士 松田

かまぼこと歯型の関係性

年の瀬も近づき、ちょうど3週間後には2025年元旦ですね🎍歯科でも年末に向けて年内最後の型取りなどが近づいてくる時期になりました。今日はそんな歯型のお話

お正月の食卓に必ずと言っていいほど並ぶかまぼこ。日本各地の名産品にかまぼこがありますね。かまぼこは日本人の大好物の一つ。おいしいかまぼこは、スケソウダラのすり身をアルギン酸で固めたものです。

 ところで、歯医者さんで歯の型を採ってもらったことはありませんか?歯の型を採ることを「印象を採る」と言い、また型を採る材料を「印象材」と言います。現在歯科医療で最も使われているピンク色をした印象材は、かまぼこに使われているのと同じアルギン酸を主成分としています。型を採るときは、息がしにくいなどの不快感があるかもしれませんが、そんなときには「これはかまぼこと同じ材料か…」と思ってください。きっと少し楽になると思いますよ🐟そうして採った印象に、石こうを流し込んで模型を作ります。その模型を使って患者さんの歯を作りますが、現在の歯科医療の水準は十ミクロン(一ミリの百分の一)以下の精度を目標にしています。このように、歯科医療はこれまで、いかに精密なものを作るかをたえず追求してきました。歯型を採ってから1~2週間お時間を頂くのはその為で『え、明日明後日でできないの⁉』と思われがちですが精度のいいものを作るためのお時間だと思っていただけると幸いです🦷

 ところが、どんな精密な型を採ろうとしても、患者さんの歯に食べかすが残っていたり、歯肉がはれてすぐに出血するようでは、歯科医師の苦労は水の泡になり、正確な型が採れません。だから、治療中の歯や歯肉の衛生管理も非常に大切なことなのです。

歯科治療に先だって、歯磨きの指導をしたり、歯石を取ったりして、お口の中を清潔にするのはこのためです。

お正月にかまぼこを食べながら歯のことも思い出して頂けたらと思います😁

歯科助手 菅谷

変わった歯を持つ動物

動物の歯は、その動物の食性や生活様式に合わせて、さまざまな形や機能を持っています。その中でも、特に変わった歯を持つ動物をいくつか挙げてみましょう。


サメ
サメの歯は、一度抜けるとすぐに新しい歯が生えてくる、常生歯です。また、歯の形も鋭い三角形で、獲物を捕らえるのに適しています。



ウサギ
ウサギの歯は、切歯が一生伸び続ける常生歯です。これは、草を食いちぎるために必要な形状と長さを維持するためです。


カバ
カバの犬歯は、下顎から上に突き出ており、最大で45cmにもなります。これは、獲物や敵を威嚇するために使います。




象の牙は、上顎の切歯が伸びたもので、最大で3mにもなります。これは、木の皮をむいたり、水を飲んだりするのに使われます。



コウモリ
コウモリの歯は、捕食する昆虫の種類に合わせて、さまざまな形状を持っています。たとえば、ハチやアブを捕食するコウモリは、鋭い歯で昆虫の体を貫いて捕獲します。



クジラ
クジラの歯は、種類によってさまざまな形状を持っています。たとえば、シロナガスクジラは、プランクトンを捕食するために、細長い円錐形の歯を持っています。



このように、動物の歯は、その動物の生活様式や生態に密接に関連しています。変わった形や機能をもつ歯を持つ動物は、自然界をより豊かに彩る存在と言えるでしょう。

                         歯科衛生士:新戸 美佐子

                      

                    

マイクロスコープってどんな機械?

『マイクロスコープ』は、歯科用顕微鏡のことをいいます。

歯科治療は細かい作業の連続です。

マイクロスコープを使用することのメリットとは、

狭く暗い口腔内を明るく拡大することができ、肉眼では確認しづらいものをはっきりと見えて確認できるようになります。

肉眼で行う治療よりも20倍まで拡大でき、精度の高い治療が可能になります。

特に根管治療【歯の神経を取る、細菌感染した根っこの中をきれいにする治療】時、

歯を残す上で非常に重要な繊細な治療なのですが、治療後に再発を起こすケースが多くあります。

当医院ではそのようなことのないように

ラバーダム【根管治療の際に歯に装着するゴムで、ゴムを広げて口を覆い隠し、治療する歯だけをゴムの外側にだして治療でき、治療中の根管内最近感染を防ぐことができる】を行いマイクロスコープにて時間をかけて丁寧な治療も行っております。

虫歯の取り残し、詰め物治療時などもマイクロスコープ併用することにより制度の高い治療が可能になります。

患者様の大切な歯をできるだけ丁寧に再治療をすることのないように

治療を行っております。

歯科衛生士 松田

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唾液のパワー

筋肉と話す人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

怪我をしたときに唾をつけておけば治る!
と聞いたことはありますよね。それは真実だとおもいますか❓

実は、唾液には止血を助けたり、傷口に侵入するバイ菌を減らしたり、炎症を抑える抑える機能があるのです‼

人間の唾液には、抗菌作用があるリゾチームやペルオキシダーゼという酵素や、
母乳や涙、汗にも存在するラクトフェリンという感染防御機能をもったタンパク質などが含まれているのです。

口の中の傷の治癒が早かったりするのは、これらの作用が働くからです。
ですから、抜歯🦷をした後の傷は治りやすい!
皮膚の傷は1週間ではなかなか治りませんが、抜歯して1週間経った歯肉や粘膜はほぼ修復しているのです。

人間の身体ってすごいですよね・・😲

唾液の量が少ない人は、口の中の自浄作用や殺菌力が低くなります。
唾液をしっかり分泌するには、よく噛むことが有効です。よく噛んで食べることは、食べ物の消化を助けて胃腸の負担を軽減するだけでなく、侵入してくる細菌やお口の細菌の繁殖も抑えてくれるのです。

やはり、傷は唾をつけておけば治るは間違いないかもしれません。

🎃怪我のないようにハロウィンを楽しみましょう🎃

歯科衛生士 井野口



GBT認定クリニックになりました!

朝晩がすっかり冷え込むようになり、日中は過ごしやすい日が増えて秋らしい気候になってきました🎃

先日、虎ノ門院はGBT認定クリニックに登録されました!

プロフィラキシスマスター

GBT(ガイデッド・バイオフィルム・セラピー)とはEMS社が提唱しているバイオフィルム(お口の中の細菌が集まって作られた細菌膜)の除去を目的とした予防処置です。 予防歯科先進国のスイスで作られ、世界的に使用されているEMS社「プロフィラキシスマスター」を用いたプロによるメインテナンスシステムでバイオフィルムをしっかりと目に見える状態にして効率的に処置をしていくため、器具による歯への不必要な接触を極力減らすことができ歯のエナメル質や象牙質、または歯茎などにとってとても優しくバイオフィルムを除去していくことが出来るのです。従来のスケーラー中心にカリカリと歯石を削っていく予防処置が苦手だと感じていた方は是非GBTをお試し頂ければと思います✨

当院でエアフロー処置をした患者さんもツルツルになった!きれいになった!と喜んでくださる方が多くいらっしゃいます😁

少しでも多くの歯を残せるよう、患者様に快適にメインテナンスを受けていただけるようこれからも邁進してまいります🦷メインテナンスご希望の方はお電話にてご予約を承っております。ご連絡お待ちしております📞

歯科助手 菅谷

ドライマウス

ドライマウスはさまざまな原因で唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する病気です。「口腔乾燥症」ともいいます。 薬の副作用やストレス・緊張による交感神経の刺激で唾液の分泌量が少なくなることで起こります。 糖尿病や腎不全、シェーグレン症候群など、ほかの病気や年齢による唾液量の低下も原因となります。また口で呼吸することで唾液が蒸発してしまい乾燥を感じる場合もあります。

ドライマウスの方は唾液の分泌量が減って口の中が潤わず粘つき、舌の痛み、口臭などの症状のほか、乾いた食品を食べられない、食べ物をうまく飲み込めないといった症状があります。口の中が乾くと、唾液の持っている自浄作用が失われ、歯垢がつきやすくなり、むし歯の原因となります。さらに舌のひび割れや痛み・口臭の悪化・摂食障害・味覚障害・発音障害などが現れることがあります。特に高齢者は、そのまま放置しておくと、食べ物を飲み込む能力が低下する摂食嚥下障害から重篤な病気になりかねません。

ドライマウスに対し歯科では、まず、問診・触診のほか、口腔内診査や唾液量検査などを用いて複合する病因を特定していきます。次に糖尿病や更年期障害、薬の副作用など、複数の原因に対してさまざまな治療法を組み合わせ、その要素をひとつずつ取り除いていくことになります。このように、ドライマウスは全身疾患のひとつの症状として口腔に現れることが多いため、歯科と医科の連携が非常に重要になります。 歯科での実際の治療には、人工唾液や保湿ジェルなどを用いる対症療法、唾液分泌促進剤による薬物療法、筋機能療法などがあります。

また、次のような対処法もありますので、疑いがある場合は試してみることをおすすめします。

1. 口が乾く前にこまめに水分補給する。

2.虫歯や歯周病などがある場合は早めに治療し、歯が無い部分についてはブリッジ、義歯へ、インプラントなどの治療をして、よく嚙め、唾液をしっかり出させる環境を整える。

3. お風呂上がりの血流がよくなっているときや、リラックスしているときに唾液腺をマッサージする。 両方のあごの下、ちょうど親知らずのあるあたりの下には顎下腺(がっかせん)があり、耳の前方には耳下腺(じかせん)があります。これらをゆっくりマッサージすることで、口の中が少しずつ潤ってきます。

4. 舌、頰の筋肉を意識的に動かして鍛える。

5. 寝る前に乾燥を強く感じる場所に保湿剤を塗布するなどして、口の粘膜を保湿する

6. 漢方では白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、五苓散(ごれいさん)などがありますが、効果には個人差があります。

皆様も口の乾きを覚え、生活の不便さえも感じるようになったらお近くの歯科医に相談し、適切な治療を受けていただきたいと思います

                     歯科衛生士:新戸    

山登り🏃‍♀️

今年やっとコロナによる規制が落ち着いてきたので、8月末に念願の富士山に登ってきました😆😆今年で3回目でしたが、やっぱり富士山は最高です!!!

ニュースで富士山の登山客が今年はすごいと連日見ていたので、登山渋滞を覚悟していきましたがシーズンも終わりに近かったからか、そこまで混みあっていなかったので自分たちのペースで富士山を楽しめました✨🗻

ただ、今年もやっぱり高山病になり山小屋でダウンしていると、夜一定のリズムで何か聞こえてきました。隣の友人スペースを覗くと、なんと山小屋でフロスをしていました😳👄こちらは高山病でグロッキーになっている横で友人は歯間をフロス。何とも不思議な世界🤪

ゆんフリー写真素材集 : No. 7371 富士山 [日本 / 山梨]

でも山登りをする人は虫歯に気を付けなければいけないんです‼

歯には歯髄腔という空洞があり、急に気圧が下がることによって歯髄腔の内部の圧力が上がり、歯の痛みが引き起こされます。これを「気圧性歯痛」と言います。健康な歯髄には起きず、虫歯があると痛みが激しくなってしまいます。特に2000メートル以上の高い山で引き起こされやすくなるそうです💥ちなみに、富士山バスツアーとかでよく行く 吉田ルート:富士スバルライン五合目の標高で2,305mです🗻🚌💨

これから紅葉シーズンになり、高所での紅葉狩りに行かれる方はぜひご自身の口腔内も少し気にしてみて下さい🍁せっかくのお出かけが歯痛で台無しになる前に、おじまデンタルクリニックでお待ちしております🙋‍♀️

歯科助手:有田😺