ペリオドンタルメディシン

ペリオドンタルメディシンという言葉を聞いたことがありますか?

歯周病関連全身疾患の概念を言います。また、歯原生菌血症とも言いいます。

お口の中に歯周病が持続的に続いている場合、歯周病菌、その炎症の産物が

歯肉から侵入し、血管を介して全身の臓器に影響を及ぼす

全身疾患発症の要因になりうるということです。

これがペリオドンタルメディシンです。

近年お口の中と全身の健康と非常に関わりがあることがわかっており

単に歯を残す治療目的だけではなく、

全身の不調に関与しうる歯周病を防ぎ、

病気の始まりや、持病の悪化を防ぐ目的が重要視されております。

全身疾患と関連すると考えられるケースとして

糖尿病

肺炎 (誤飲性肺炎)

心筋梗塞(アテローム血栓性心筋梗塞)

脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞) 

早産              など 相互に深く関係しています。

口の中を常に清潔、きれいにしておくことは虫歯、歯周病予防だけではなく、

とても大切なことなんですね。

今度は糖尿病との関わりについて説明したいと思います。

                         歯科衛生士 松田

マスク生活で口元や口の中、「まーいいか」になってませんか?

・女性は、見えない口元や頬はお化粧手抜きしても「まーいいか」
・口元は見えないから口角上げて笑わなくても「まーいいか」
・歯は見えないから良く磨かなくても「まーいいか」
皆さんにはこのような意識はありませんか?
そのような中で、口角が下がってほうれい線が目立ってきた、口臭が気になるなどといった悩みも増えているようです。
笑おうとしてもきれいな笑顔が作れません。
まずはマスクの下でも口角を上げて笑顔を意識してください。また、今のうちに表情筋をマッサージしたり、ストレッチしたりして鍛えてください。
また、口臭の原因として最も多いのは、歯周病です。歯周病の原因菌が食べ物のカスなどを分解して発生したガス(メチルメルカプタン、硫化水素、ジメチルサルファイドなど)が臭い口臭の原因です。原因を取り除くためにはまずは正しい歯磨きで口臭の原因を取り除く習慣をつけましょう。また、定期的に歯科医院を受診し、歯の治療や歯のクリーニングを受けましょう。そして、白く輝く歯のためにホワイトニングもお勧めです。
マスク生活が終わった時には、輝く白い歯で明るい笑顔になれるよう、今のうちに準備しましょう。

 

歯科衛生士 新戸

インフェクションコントロール

インフェクションコントロールとは?

生体と細菌のバランスで疾患が起こらない程度に感染を制御することを言います。

口の中では虫歯と歯周病菌の細菌を上手にコントロールすることによって

虫歯や歯周病を防ぐことができるということです。

虫歯や歯周病は細菌感染でおこります

ソース画像を表示

でも、口の中には口腔常在菌もいて、善玉菌、悪玉菌と菌達をゼロにすることができません。

感染をひき起こさない程度にコントロールントロールができれば虫歯や歯周病を防げるのです。

では、口の中にいる細菌はどのように存在しているのか?

わかりやすく日常生活の中で例えると、洗面所、お風呂場、キッチンなどの排水溝のヌルヌルがありますよね? そのヌメリをバイオフィルムと言います。

そのバイオフィルムと同じものが私たちの口の中にも常に形成されていて

口腔内バイオフィルムと呼びます。

ソース画像を表示

いわゆるは歯垢、プラークと言われる口の中の虫歯、歯周病の細菌たちの塊、膜なのです。

このバイオフィルムは一度できてしまうと完全に落とすことが難しいこと

歯磨きで落としているつもりでも落としきれていないことがほとんどです。

あの排水溝ヌメリもそう簡単に落とせないですよね?

強力な漂白剤を使って落とすことができますが、口の中では漂白剤は使えませんしデンタルリンス、歯磨き粉などの抗菌剤も、このバイオフィルムの膜がバリアになっていると効果が薄れてしまいます。

手が届かない場所においては菌が増え続け、菌が層をなして堆積していきます。

強固な菌の塊バイオフィルムを形成して虫歯、歯周病の原因となるわけです。

ではどのようにすればバイオフィルムをきれいに除去することができるのか?

一度形成されてしまったバイオフィルムをきれいに除去できるのは歯科医院での専用機械的な除去になります。

古くなったバイオフィルムを機械的に破壊することができ、徹底的に除去できま

す。

バイオフィルムを定期的に除去することができれば、口の中の細菌レベルをある一定に保つことができ、病原性の細菌が暴れだすことなく虫歯や歯周病を予防できるわけです。これがインフェクションコントロールです。

インフェクションコントロールを行うことは歯のトラブルをなくすためにとても大切なことなのです。

美容室に行く感覚で口の中のクリーニングも一つの身だしなみととらえていただきますと、清潔感もさることながら、さらには身体に重要な一つの臓器でもある口の内管理ができ、歯を失わずに生涯美味しく食事ができること、

健康は口からと言われますように、皆様の健康に携わることができますよう日々研鑽してまいります。

歯科衛生士  松田

Youtubeチャンネルを開設しました

みなさまこんにちは!

このたびおじまデンタルクリニックのYoutubeチャンネルを開設しましたのでご報告いたします。

       おじまデンタルクリニックYoutubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCUNoCqhw6WGG8iMg0sBwMKQ

みなさまの興味のあることをわかりやすくお届けしたいと思っておりますので、ご興味がございましたらどうぞご覧ください。(不定期配信です☺)

当グループは、神田小川町に構えます、おじまデンタルクリニック(本院)と、おじまデンタルクリニック虎ノ門のふたつのクリニックを運営しております。

今後も日本人の健康増進に寄与すべく、みなさまのお口のお悩み解決に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

戸川

歯周病と認知症の関わり

皆さんは、「歯周病」と「認知症」、これらの言葉をなんとなく耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「歯周病」は歯を支えている骨が溶けてなくなり歯を失ってしまう病気。
「認知症」は脳の機能障害でいくつかのタイプがあり、7割を占めるのがアルツハイマー型認知症(脳全体が委縮する病気)です。

       

離れた場所にある2つの病気ですが、これらは関連性があると言われています。
最近の研究で、歯周病菌が血液を介して脳内に入り込むことで、アルツハイマー型認知症の原因であるアミロイドβが増加・蓄積して認知症を悪化させることがわかってきました。

では、お口の中からどのように認知症を予防すればよいでしょうか?
⦁ 正しく歯磨きを行い歯周病を悪化させない(歯の喪失を防ぐ)
⦁ よく噛んで脳に刺激を与える
⦁ 定期検診を行い歯周病を予防する
以上のことが、歯周病からの認知症のリスクを下げることに繋がります。

もちろん、認知症の原因が全て歯周病というわけではありませんが、2つの病気を予防していくうえで日々の歯磨きや定期検診はとても重要といえます。

何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

歯科衛生士 真下

レッドコンプレックス

レッドコンプレックスとは、なんでしょうか?

なんだか強そうな名前ですよね。ちなみにオレンジコンプレックスや

グリーンコンプレックスもいます。(コンプレックスは集合体の意味)

はい。レッドコンプレックスとは、下の図にあるようにピラミッドの頂点、お口の中に無数にいる細菌の中でも特に病原性の高い悪い細菌たちのことを指します。

ふだんはお口の中の細菌たちは、良い細菌も、悪い細菌も、何もしない細菌も、仲良く穏やかに暮らしているのですが、

いざ、この悪い菌レッドコンプレックが猛威をふるいだすとどんどんお口の中の環境が荒れ始め病気が発生してしまうのです。

ピラミッドの下層の細菌たち(冒頭のグリーンコンプレックなど)は病原性の低い細菌たちで、この細菌たちの上にレッドコンプレックスは積もっていきます。

つまり下層の細菌たちが少なければレッドコンプレックスも少なくなるもです。 

ということは、レッドコンプレックスが猛威をふるわず、また下層の細菌たちが

少なければ、お口の中が大荒れするリスクは減りますよね。

では、どうすれば、、、?

それはやはり定期的なメインテナンスですね。

悪い方に傾きかかっている菌叢を定期的にリセットすることにより、健康で安定したお口の環境を手に入れることができるのです。

定期的なメインテナンスで、お口の中の細菌たちの平和で穏やかな暮らしを

取り戻し、健康なお口の環境を取り戻していきましょう。

                         歯科衛生士 高橋 恵

 

顎の疲れを感じたことはありませんか?

最近、朝起きた時に顎の疲れを感じることはないでしょうか?

・朝起きると口が開けずらい

・朝ごはんを食べずらい

など、もしかしたらあなたは「歯ぎしり」をしているかもしれません。

「えっ?歯ぎしりしてるなんて言われたことないよ!?」

という声が聞こえてきそうです。

そうなんです。歯ぎしりを他人が感じるのは音を伴うものだけなので、

静かな歯ぎしりをしていると、だれもがきづかないうちに歯や顎を痛めてしまっている方が多いと言われております。

「歯ぎしり」とは一般的に大きく3つに分類され、

①グラインディング…歯をギリギリさせる、いわゆるみなさんがイメージされる歯ぎしりです

②クレンチング…一定の位置で強くかみしめるもの

③タッピング…その場でカチカチと上下の歯を何回も合わせるもの

があります。この中で、クレンチングは自覚することが難しいと言われています。

クレンチングの力は普段顎を使う時の力と比べて想像以上に強く噛みしめていることがあり、覚醒時その力をこめようとすると、怖くてできないくらいの力をかけています。

覚醒時には、開口反射と呼ばれる歯根膜の自動ストップ作用のようなものが働くのですが、睡眠時にはそのリミッターがはずれどこまでも力を変えてしまうのです。歯や顎の許容範囲外の力をかけてしまうことによって、顎が痛くなり、開けずらくなる「顎関節症」とよばれるもの。歯に負担が来ることによって歯にヒビがはいってしみやすくなる「知覚過敏症」を伴う人もいます。

従来から、歯ぎしりや顎関節症の治療には「スプリント」と呼ばれるマウスピースの一種を用いて治療してきました。

歯ぎしりによってずれてしまった顎の位置を整えたり顎を安静にさせるための治療です。

しかし、根本的には歯ぎしり自体の習慣は治りません。

当院ではスプリント治療の他に、ボツリヌス療法という治療を取り入れました。

顎を開閉するために用いる筋肉に、「咬筋」という大きい筋肉が存在するのですが、そこにボツリヌストキシンというものを注入することによって 筋を一時的に収縮能を低下させる ことができます。

このボツリヌストキシンはしばらくすると代謝されるので、体にはまったく残りません。効果を発揮している間、発達しすぎてしまった咬筋が適正な筋肉量に戻ることを促すことで「歯ぎしり」によっておこる良くない効果から守るという効果を生みます。

ボツリヌス治療は、一回で効果を生む場合もあれば、何回か繰り返し行わないと実感しないこともあります。

※適応症があります

詳しいことを聞いてみたい場合は当院までぜひお越しください。

Botulax (ヒューゲル社 )

おじまデンタルクリニック虎ノ門 戸川

暗夜を憂うことなかれ、ただ一燈を頼め

今年最終日の診療になりました。

無事迎えられたのもみなさんのやさしさに支えられた結果です。

来年もおじまデンタルクリニック虎ノ門を宜しくお願い申し上げます。

これは江戸時代の儒学者、 佐藤一斎 の書いた 「言志四録」の中での言葉です。

暗闇で足元も見えない中で一歩踏み出すのが怖くなってくる。窮地に追い込まれれば追い込まれるほど人は最悪の事態を想像し、足がすくみます。

今年はいろいろなことがあり、みなさん大変な思いをされているかと思います。

いままで誰しもが予想しなかったこの状況下、なにを頼っていいのか誰に聞いてもわかりません。

将来が見えないこの現代の暗闇に、自分の信念という灯りをともせば、きっと活路が見えるはずという意味がこめられています。

状況は違えど、それぞれの「一燈」を頼りに、2021年はみなさんにとって開ける年になるといいなと思います。

戸川

ヒミコの歯がイーゼ!!

??と思われている方が多いと思います。

この言葉は噛むことは、単に食べることに使われていることではなく、身体を活性化することに大変重要な働きをしていること、噛むことにより8つの効用があることについてわかりやすく標語にしたものです。

弥生時代、卑弥呼の食事は現代と比べると1回の食事で6倍も噛む回数が多かったといわれており、おそらく卑弥呼の歯はよい歯をしていたという想定からうまれたキャッチフレーズのようです。

しっかりと噛むことの大切さ、どんな良いことがあるのでしょうか?

[ひ]  肥満予防

よく噛んで食べることで食べ物が小さく砕かれ唾で液がたくさんでてきます。満腹中枢を刺激して食べすぎを防いでくれます。

[み] 味覚の発達犬歯誘導(カスピッドプロテクテッドオクルージョン) | 水天宮・人形町の歯医者|水天宮前歯科医院 | 中央区日本橋水天宮前の歯医者 歯科医院

よくかんで味わうことで食べ物の美味しさがよくわかる。

[こ]言葉の発達がはっきり

よく噛むことで口周りの筋肉を使うので表情が豊かになり、きれいな発音になります。

[の]脳の発達

よく噛む運動は脳細胞の活動を活発にします。子供の知育を育てたり、高齢者は認知予防につながります。

[は]歯の病気を防ぐ

よく噛むと唾液がたくさん出て口の中をきれいに流してくれて、この唾液の働きで虫歯や歯周病の予防のなる。

[が]癌予防噛むことは大事なのでしょうか?? | サン・スマイル歯科

唾液中の酵素には発癌物質の発癌作用を消す働きがある。

[いー]胃腸の働きを助ける

よく噛むことで消化酵素がたくさん出て消化を助けます。

[ぜ ]全身の体力維持と全力投球

しっかり噛み締められることは体力維持や運動能力向上につながります。

丈夫な歯がなければ力が出ません。歯を食いしばることで力がわいてくるのです。

以上のように噛むことで様々な効果があるのです。

噛むことは健康のためにとても大切なことなのです。

噛みづらい、噛み合わせがしっくりしない、噛むと痛いところあるなど、噛むことで何か違和感がある方、知らず知らずに歯のトラブルが進んでいるかもなしれません、、、。

少し違和感があっても我慢しているとか、噛む位置を変えて噛んでいるなど、その場をしのいでいても状況が悪化したり、噛み合わせがズレてしまうこともあります。

気になる歯がある方は早めに診査してもらうことをおすすめします。早期発見、早期治療は健康な歯を維持するためにとても大切です。

また虫歯や歯周病も自覚症状がなく少しずつ進行していきます、原因のほとんどがお口の中の細菌です。ご自身での歯磨きでは届かないところが多く、定期な細菌のコントロールをおすすめしております。綺麗な歯のキャラクター

歯科衛生士 松田