源頼朝は歯周病さえなければ長生きできた?

1192年 鎌倉幕府

後鳥羽天皇によって征夷大将軍に任ぜられ鎌倉幕府を開いた源頼朝は、その後独裁政権を進めていた。

しかし落馬後🏇、体調を崩し翌年1199年1月13日に53歳で死亡しました。源頼朝の無料イラスト

この死因については脳卒中説、あるいは受傷後の破傷風説等、いろいろ取り上げられています。その中に頼朝が水🧊を飲んで死亡したとされる説があります。

落馬は脳虚血発作によるもので一旦は回復したものの、療養中に水を誤嚥し、肺炎から敗血症をきたして死亡したというものです。

頼朝の死は今でいう誤嚥性肺炎が直接の死因でなかったかと考えられているわけです。

誤嚥性肺炎はその名前の通り肺炎の一種です。歯周病菌🦠や唾液が肺に入り炎症が起きやすくなります。口腔衛生状態のよくない高齢者など、歯垢の量は多くなり、カビの仲間であるカンジダ菌も検出されるようになります。このような口の中から唾液や食物残さとともに口腔内の細菌が気管支や肺に入り込む機会が多くなると肺炎を発症しやすくなります。つまり、歯周病菌を減らし口腔内を清潔にしておけば誤嚥性肺炎のリスクは下げられるのです。

もしこの時代に頼朝が適切な歯科治療や口腔ケアを受けることができていれば、倒れて寝たきりになっても少なくとも誤嚥性肺炎で死んでしまうことはなかったのではないでしょうか。

信じるか信じないかはあなた次第!!

おじまデンタルクリニックでは、訪問歯科もおこなっているので、通院できない方でもご相談ください。