It’s a Small World

こんにちは。歯科医師の秋山です。
先日やっと慣れてきたルーペを電車の網棚に忘れて帰り
なかなか出てこずかなり焦りました。
幸い見つかりましたがもはやルーペなしで診療できません。
二度と手放さないようにしなければいけませんが持ち運ぶからなくすんでもう一個買いたいと思い始めました。
実は倍率や視野の広さや焦点距離など少しずつ違うものがいっぱいありまして使ってみたい衝動が抑えられません。
さらにすごいのがマイクロスコープです。
先日本院で使ったのですが人間の目では見えないものが見えます。めちゃくちゃ面白いです。小さな世界の中に浪漫があるんですよ。そして虎ノ門にもマイクロスコープが導入されます。このままマイクロオタクへの道を突き進むのでしょうか。
私が以前参加して是非とも入りたいと考えておりますグループの先生方の中にはマイクロスコープを使えば治らなかった歯はないとおっしゃられてた先生もおられました。
「私に治せない歯はありません。」
言ってみたいセリフですね。
もちろん助けられない歯もいっぱいあります。しかし治療成績は間違いなく上がると思います。早く新しい世界をのぞいてみたいですね。

歯科医師 秋山

デジタルの時代

こんにちは

神田小川町の本院にて新しい技術の説明会がありました。参加してきたのでその一部をご紹介します。

今回ご紹介頂いたのはSERECというシステムで、虫歯で修復したい人工の歯を削りだすシステムになります。

メーカーのデンツプライ・シロナの方に来ていただきました

今の保険適用の歯科修復物の多くは【鋳造】という金属を溶かして型に鋳込むという方法をとっております。

歯の修復物は金属からセラミックへと需要が変化し、それに伴って患者さんのニーズに応じて早く、精度よくが求められてきました。

まずお口の中の修復物を作る場合、【歯の型を取る】ということをしますが、従来の方法からカメラを取るように光で歯の形をコンピュータに再現するということが可能になってきております。これを従来の型を取ることと区別するために光学印象(Digital Impression)と呼んでおります。

光学印象

コンピュータに取り込んだデータはソフト上で歯を作ることになります。(CAD)

CAD

そして、デザインした歯を最終的に削り出します(ミリング)

ミリング中

こうしてできた人工歯は、ステップが今までよりも少ないので、実際のお口の中の状態を再現しやすくなることになります。つまり適合がいいはずです。

しかしながら、コンピューターが得意とする歯の形態、苦手な形態もあります。すべてに適応できないところもありますので、いまのところ、従来の信頼できる技術と一緒にいいところを引き出すようの使い方がいいのかなと思います。

ICの小型化に伴い、いままでできなかったことができるようになってくると歯科の今までのありかたが変わるかもしれませんね。

おじまデンタルクリニック虎ノ門 戸川

おじまデンタルクリニック虎ノ門ニュース

こんにちは。当院に本年4月よりお世話になっております歯科医師の秋山仁志と申します。今後ともよろしくお願いいたします。私は大阪出身ですが2年前に関東にやってまいりました。妻の母にDHCテレビジョンの虎ノ門ニュースを教えられてからというものすっかりファンになり、テレビはほとんど見ませんが虎ノ門ニュースだけは何とか見るようにしていたのですがこの度当院理事長とご縁があり、虎ノ門に配属されました。運動のために晴れた日は表参道から歩いてくる日もあるのですがDHCテレビジョンに寄り道して虎ノ門ニュースに少し映ってから出勤しております。今後面白いトピックなどがあればおじまデンタルクリニック虎ノ門ニュースをお伝えしていこうと思います。当院に入社して初めてルーペとライトを購入いたしました。理事長に勧められたものを使ってみたのですが今まで盲目的にやっていた操作も見えるという感動と喜びと同時に今までの患者さんに申し訳ない気持ちになりました。これからは今までの分ももっといい治療でお返ししていければと思っております。ほとんどテレビは見ない私ですが今は一つだけドラマを見ています。その中のセリフでマイブームとなっているのが「施されたら施し返す。恩返しです。」です。この精神で精進していきたいと思います。宜しくお願いいたします。

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歯科医師 秋山

ホワイトニング                          口元を白くして第一印象アップしませんか? 

口元の歯の色が気になったはありませんか?

人と顔を見てお話をしますが、口元を白く出来たら第一印象がアップして

好感をもたれやすく、私生活でも仕事の上でも、

より自分の魅力を引き出すことができることと思います。

歯の内面まで変色している場合には、表面のクリーニングだけでは白くなりませんが、ホワイトニングにより歯を白くすることができます。

もともと歯の色がくすんでいる、または黄色っぽい方もホワイトニングによって理想の白さに近づけることができます。

ホワイトニングの種類 3つに分けられます

・オフィスホワイトニング

・ホームホワイトニング

・デュアルホワイトニング(オフィスホワイトニングとホームホワイトニング併用)

1 オフィスホワイトニング

専用の薬剤とライトを使って歯科医院で行うホワイトニングです。

ホワイトニング用の薬剤(過酸化尿素、過酸化水素)を歯に浸透させることで内部の色素を分解し、黄ばみが漂白され白くなります。

高濃度の濃い薬剤を使用することに加えて、専用のライトを照射することで薬剤が活性化され即効性があり短期間で効果が現れるメリットがあります。

2 ホームホワイトニング

自宅で行うホワイトニングです。歯型をとりして、専用のマウスピースを作成します、ホーム専用の薬剤をマウスピースにいれて毎日、夕食が終わってから就寝前までの時間を利用して装着します。初めての方は装着時間を様子を見ながら調整していきます。 ゆるやかな効果、継続することで白さを期待します。

3 デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングです。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することによって双方の効果を利用して短期間で白さを期待することができます。期間の短縮や白さの安定、維持につながります。

歯の色合いが気になっている方、ホワイトニングにご興味のある方、

是非一度ご相談にいらしてください。

お待ちしております。

歯科衛生士 松田

お口を整えて健康な身体に

私たちの身体は500から1000種類、500兆から1000兆個の細菌と共存しています。成人になるとその重さは2キロ程にもなると言われています。

皆さんは、ご自身の体の中の細菌の質やバランスによって、身体の健康状態が変わることをご存知でしょうか?

腸内フローラではなく口内フローラ。歯周病に効果的な「ロイテリ菌」っ ...

『○○フローラ(細菌叢)』という言葉を耳にされたことはありませんか?
細菌を顕微鏡で観察した際にお花畑のように見えたことから呼ぶようになった言葉で、『腸内フローラ』が有名ですが、実は口の中にもフローラがあります。

身体の入り口にあるフローラ、それが『口内フローラ』です。
『腸内フローラ』と同様、『口内フローラ』の中にも善玉菌と悪玉菌がいて、

お口の中の清掃が行き届いていないと悪玉菌が優位になり、虫歯や歯周病が進行します。

お口の中の歯周病菌はお口の中だけに留まるのではなく、血管に侵入し、全身を巡ることで、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、早産や低体重児出産など全身の疾患にも深く関わっています。

最近の研究では、アルツハイマー患者の脳内で歯周病菌が発見されたという報告もあり、注目されています。

日常のケアで、フロスや歯間ブラシを使用したり、歯科医院で定期的にプロケアを受けることで『口内フローラ』を善玉菌を優位に改善することがでます!

ご自身に合ったお口の中のケアの方法は、お気軽に当院スタッフにお尋ね下さい。

歯科衛生士 櫻井

高濃度フッ素歯磨き粉

高濃度フッ素配合と書かれた歯磨き剤を薬局などで目にすることも多いと思います。市場で売られている約9割の歯磨き剤に虫歯予防のフッ素が配合されており、私たちの生活の中でも身近に取り入れやすい環境にあります。
日本では3年前までは1000ppmという値がフッ素配合の最大値でしたが、現在は1500ppmが最大配合量として世の中で販売されております。(ppmは濃度を示す値)
1000ppmの歯磨き剤を使用するより虫歯予防効果が約6%上がるとも言われています。
1500ppmの歯磨き剤は6歳未満のお子様の使用不可です。
原則6歳未満のお子様には低濃度の500ppm。15歳未満のお子様には1000ppmの歯磨き剤の使用が推奨されております。
歯科医院で塗布できるフッ素はさらに濃度が高いものでケアをさせて頂いております。
医院でしっかりメンテナンスして頂き、ご自宅では自分に合った歯磨き剤を選びご活用いただき虫歯、歯周病で困らない未来をつくっていきましょう。

欠損ドミノ

メタボリックドミノという言葉をご存じでしょうか?
下の表に示してあるように、大きな疾患や病気での死亡の前段階には、生活習慣などによる肥満、メタボリックシンドロームがあります。
そこから、ドミノ倒しのように崩壊していき、最終的には最下流の大きな疾患に繋がっていく状態を表したものです。

 

ただ、実はこのメタボリックドミノのさらに上流のドミノがあり、そのドミノは口腔内の疾患や歯の欠損からなり、『欠損ドミノ』と呼ばれています。
口腔内の細菌と全身疾患の関わりがかなり大きいこと、歯の欠損が多くなるにつれ、噛めなくなり丸のみや栄養の偏った食事から、肥満につながること、などがこのドミノを崩してしまう要因となります。

 

大きな死に至るような疾患を予防するためにも、口腔内の環境を整え予防し、ドミノの最上流で崩壊食い止めていきましょう。

歯科衛生士 高橋 恵

ボツリヌス(ボトックス)療法の話

ボトックスは美容で使うこともあれば、治療で使うこともあります。
当医院ではガミースマイルや顎のしわ、エラ(咬筋)のボトックスができます。
歯科では治療と美容の両方の要素を兼ね備えたボトックスだと思います。顔面に力を入れたときにできるしわはほとんどがボトックスで解消されます。
エラ(咬筋)のボトックスでは食いしばりが癖になっている方にすごくおススメです。また、エラの筋肉が発達している方にはボトックスを打つことで小顔効果も期待できます。

打つ部位によって様々な効果が期待できます。
詳しくは当院まで(^^)/

筋肉にゆっくり優しく注入します

精密検査(総合資料取り)

治療を開始する前に患者様のお口の中の状況を正確に把握をさせていただき、

的確で正確な治療を行うために細かく丁寧な検査を行っております。

その状況になった原因を模索して改善するための治療方法を立案、

一度治療した箇所を再度治療することのないように、また長期に渡り維持できる

最善の治療となるよう取り組みたいからです。

 

  資料どりの内容

➊ x-ray10~14枚法(1歯1歯の細部にいたるまで丁寧に診査します。)

❷口腔内写真(お口の中の状態をカメラで記録します。ご自身では見ることができない歯の裏側や奥歯を確認できます。) 

❸歯周病検査(歯周ポケットの検査)

❹スタディモデル(噛み合わせの状態、歯列、歯周病、静的な状態、動的な状態を模型上から観察することができます。)

❺プラークコントロールチェック (歯磨きがうまく行えているかどうか)

この資料をもとに、総合的に詳しく分析、診断、治療計画を立てます。

患者様のお悩みを含めて、

どのような治療を行えば最適な治療がおこなえるか、噛むことに不自由なく健康な

食生活を送っていただけるか、また審美面においても合わせて最善の方法を考え、

ご提案をさせて頂きます。

もちろん、検査結果、治療方法においては患者様と時間をかけてご相談、ご説明

を致します。

自覚症状がなく進行している虫歯や、歯周病があるかもしれません。

治療する、しないにかかわらず、一度お口の中の状況をご自身で把握されることも

大切かと思います。

気になっていらっしゃることがございましたら是非一度、検査を受けてみてください。

お待ちしております。

歯科衛生士 松田