歯が生える薬ができる⁉

北野病院や京都大学発のベンチャー企業などの研究グループは、先天性無歯症の治療に向けて歯の再生医療薬「TRG035」の開発を進めています。これは、USAG-1タンパクを標的とした治療法であり、先天性無歯症患者に対する初の試みです。独自の技術により、歯の再生が可能であり、将来的にはオーラルフレイルの改善や高齢者の健康寿命延伸にも貢献することが期待されています。 今後、北野病院を含む研究グループは、試験を進めて安全性や効果の検証が進むことで、6年後の実用化に期待が高まります。

                            歯科衛生士:新戸